デッサン日記

                   2013年 1月31日(木)          島原

 あの「島原の乱」に興味を持ち描いてみようという気持ちを以前から持っていました。

ただ漠然と念(描)写するだけではなく、何にスポットを当て何を描くか何枚も下絵を描いてきていますが・・・。


 背景なども少し調べていきますと、この時代キリスト教信者は日本人の十分の一いたとか。
もしこの日本各地に散らばった十分の一の人たちが呼応して一揆を起こしていたなら一地方の一揆に納まらず国を揺るがす騒乱になっていたでしょう。

なぜそこに至ったか、戦った者たちの心の中はどのようなものであったか・・・。


左のデッサンは下の「潮の干満」の原理を使って描いているのですが半分の完成度です。

色鉛筆などの精度(太さなど)もありこれ以上描きこむと崩れていく可能性もあり、一度スキャナーで取り込み保存しました。
この先もう半分描くつもりです。

これからも何枚も下絵を重ね、作品にできるかどうかも考えます。




                   2013年1月25日(金)    潮の干満によって描く



 blogにデッサン日記を記すことはやはり抵抗があるのでHPのこのページに書きます久しぶりですが。

以前から潮の干満の原理を利用して描きこむことはやっているつもりでしたが、本当の潮が干満するようにではなく、濃淡の振幅を漠然とやっていて描きこみは押したりして念版による場を壊していたかもしれない。
だからいつまでたっても描き込みの精度が上がらず完成まで持ってこれなかったかもしれない。

ようするに眼は二眼あるので一つのモーメントでなく二つの対逆のモーメントになる。

画面上(平面状)に地球を投影して自転させると見えるほうと裏側ではモーメントがまた逆になる。
+− が −+ になる。
これを今日やってみたらタッチは途切れることなく永遠に続きます。
どのくらい描いたかは月の位置で(月も二つある)で判ります・・・色彩比を合せる。


  以前の日記へ