デッサン日記   


                2012年 6月19日(火)  新しいテーマ


  月、星、日と鳴く・・・イカルのことを東北ではサンコウチョウとも呼ぶらしい。

サンコウチョウ・・・三光鳥。
夏鳥で東南アジアからきて日本の森で繁殖する。
この鳥が郊外の森に現れているというのでしばらくこの森に通っている。

この森には忘れていた昔の自然がまだ残っています。
森の入り口近くの一本の木に今まで見たことのない世界があるのを知った。
物言わぬ静かな小さな虫たちである。

ある一匹の動かぬカミキリからは「冬虫花草」をさえ連想させた。

カメラで写し撮って家で拡大してみると、その姿形からはなんとも哲学的な雰囲気さえ漂う容姿である。

このデッサン(カメラ画像からの写し)は今一よくなくて連想させませんが、この虫の眼の奥には別の世界が写っているのではないかと連想させる。

・・・・・それは、これから行く世。    (あの世です)
この虫の横顔を見ていると新しいテーマへのインスピレーションが沸くのです。



今までの日記                                   目次へ戻る