デッサン日記

            2006. 10月14日(土)  本当の履歴

 今日は日記を思いついたがデッサンする時間がなくて蔵出しです。
『夢花人形』絵のごとく真っ赤な嘘の履歴というわけではありません。

HPに載せる略歴などは余分な情報は書かず最低限のものです。
私の場合は美術の世界での名前を偽るわけにはいけませんので本名まで書いています。
知っている人が見れば『ああ・・・あの野郎か・・・』ということになります。

今日、社会保険庁から緑色の封筒がきた。
どうもこの先(まだですが)年金にかかわることのようです。
書かれていた勤め先は一個しかありませんでした。
どうあがいても満額の年金はもらえそうにありませんが、異議を唱えて加入事業所等を増やして追加してもらうことにしました。
最近は履歴書も書かないので忘れた部分も多いが、なんとか思い出して卒業から現在にいたる履歴をもらさず書き出してみた。この書き出したメモを参考に社会保険事務所まで出向いて過去の加入事業所等を確認してもらわないといけない。バイトを除いて8箇所あるようだ。

バイトを入れれば数え切れない数の就業をした。
中には30分で辞めて帰った(裏口から逃げた)ところもある。
上野の『クインビー』というキャバレーのチェーン店でショーの照明であったがショーはタレントではなくそのキャバレーのホステスがやるというのでショーの前に逃げて帰ってきた・・・。
いろいろなバイトをやったが新たに履歴書をだして就業となるとこれら都合の悪いことは書かない。転職も1個か2個にとどめる。
そういう癖で?お見合いの記述も嘘は書かないが?もちろん都合の悪いことは書かない。第一回目の見合い記述では『収入なし・・・』と書いたら返事も来なかった。
結局見合いは5,6回したが見合い結婚はできなかった。


         2006.  8月28日(月)  友人の死

昨夜は久しぶりにいつもの友人メンバーで飲み会を開いた。
昨夜は男4人m女4人ほどでしたが、
高校の同窓生仲間が時々気が向くと声を掛け合って食事を一緒にする。

その席である女の友人(やはり同級生)の死を知った。
もう亡くなって一年ほどになるという。

つい最近までメールのやり取りがあったので過去の受信メールを調べたら昨年の5月23日付けのメールで返信があった。
友人のコーラスの発表会を誘ったのだが『本来なら行きたいのだが今体調が悪く行けない・・・』とあった。
その一年前くらいには私が入院中に見舞いにきてくれたり、演奏会や飲み会にも一緒だった記憶がある。

2000年の個展のときにひょっこり現れて絵を買ってくれた。
風の便りにその人がガンであるということを聞いていたので、ラフマニノフの『ピアノ協奏曲第二番』をプレゼントした。
本人はその後日ガンの話しをしたとき『もう治った・・・』と言っていた。

同世代の良く知っていた人が亡くなるのはやはり悲しい・・・。

彼女はよく生きたのだろうか・・・、納得するほど充分に。
私はまだ死ねない・・・まだ何もしていないのだから・・・。


          2006. 8月11日(金)  描き加え

 4,5年前から描きだしていた絵ですが、描きこめば描き込むほど絵柄(描いている女性?の顔も)が変転していく・・・。

描きだしは『火の鳥』風、それから昔の彼女に似てきた・・・、ここ一年ほど前からかなりに煮詰まってきて、半年ほど前から描くのを止めていたが・・・。

視点と筆の運びについて新しい発見があったので、この絵で試してみた。

完成できそうな目安がついたので写真に撮ってindexに使った。

サンとはセント(聖)の意味、バーンはビックバーンの略。

観音かもしれない・・・。


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