デッサン日記

     7月26日(火)    じいちゃんの死

ハムスターの元気のことを最近では『じいちゃん』と呼んでいた。

小さなハムスターでもでも見るからに年老いた老人のふうていであった。

最近は暑いので、クーラーをかけるときは風が当たるようにふたを開けてやっていたのだが・・・。

老衰の大往生というところでしょうか。
前足を台の上に上げ、涼む格好そのままで冷たくなっていた。

事故で死んだときも悲しいが、老衰で静かに息を引き取ったときも悲しい。

生命あるものはいつか死ぬときが来る・・・。
今日は悲しいので描けない、娘が小さいときに描いた絵を使います。
『じいちゃん』安らかに・・・。


       7月25日(月)    貧乏人の為の・・・

 世の中には損得勘定抜きで、貧乏人のためになることを惜しげもなく教えてくれる人がいるものです。

世界中のフリーソフトを侮ってはいけませんん。
またその正しい使用方法を先駆けて踏破して、また惜しげもなく貧乏人に紹介してくれる人もいます。

彼らこそ新人類。こういう人ばかりなら戦争も起きないでしょう。

難解そうに思えた、フリーソフトでのオートガイド、第二関門を突破。
希望の光が見え始めてきました。

いまの冷却CCDのオートガイドシステムを買えば最低でも20万ほどします。

それが1万円未満の投資でできそうなのです。第二関門突破でこのシステムをものにできそうだと確信しました。
『銭をかけるばかりが能じゃないぜ・・・ごんべ絵さん』
もうすぐ到着する新しい赤道儀を使用する前に貧乏人の為の救世主がささやいてくれました。
うまくオートガイドできたら御礼のメール出しますからね。


   7月15日(金)  人のフンドシで相撲を取る?

 寝る前にハップル望遠鏡の画像をみていて空恐ろしくなった。
AM1:00頃に床に就いたのだがもう(4:30)目が覚めてしまった。
というより神経が高ぶっていてよく寝付けないのかもしれない。

来週には梅雨も明けそうでまた星の観測ができるかと思うといても立ってもいられずとうとう欲しかった赤道儀を注文してしまった。新品を購入なので三脚と合わすと50万近くの出費である。
計画していたとはいえ今回は少し強引であったかもしれない。いえ決して借金までして買うつもりはありませんので・・・・・。年に数回使うか使わないかの代物にそこまで入れ込んでも良いのかと・・・・・。
あと冷却CCDカメラをゲットすれば、夢に描いていた天体撮影のイメージに近づく。
本当は今回冷却CCDカメラを買っても今の赤道儀でも写せたかもしれないが、未来に向けて底辺をより広げるつもりでもう少し大きい赤道儀を買うことにした。
今年はこの赤道儀といま持っているD70でクローズアップ撮影でなくF300mmくらいまでの撮影で星空をもっと知ろうと思います。

「人のフンドシで相撲を撮る」・・・あまりの早急な装備のレベルアップで地に足が着いていない状態であるということ、あくまでも遊びのための無理な支出で少し後ろめたい気もする。

今回のデッサンは過去に描いたメモからのものです。米沢のtoshiさんの引っ越しのはなむけにもこのデッサンを使った。
『流れる』・・・流転をテーマにしたエスキースの一枚です。『人のフンドシで相撲をとる』とはあまり関係ありませんが・・・・・。


      7月8日(金)   一番楽しいこと

 7月7日の七夕は過ぎてしまった。
このデッサンの月に金星はちょっと時期はずれのデッサンですね。
 
 普通は仕事と楽しい趣味は分けて生活している人が多いのではないでしょうか。
 
 最近の私の趣味は、山登りに天体観測、その前は釣りだったり・・・、いろいろでした。趣味どころではないときもありました。
天体観測(撮影)は機材も高価だが、一度あの星雲や銀河などを望遠鏡で覗くと病気になってしまいます。
 ここ梅雨時の天候のおかげで天体観測は一休み・・・。
絵の仕事に精を出すことができましたが、なかなか効果が見えなくてうまくいきませんでした。
他に夢中になることがあるとそちらへ気が行くのかもしれません。
 
一つ一つ間違いに気づき少しは効果が現れてくると、仕事(絵)はとても楽しくなってきます。楽しいばかりではありませんが、やはり何が一番楽しいことかと訊かれれば『絵を描くこと』とようやく言えるようになったかもしれません。


         5月30日(月)  ガイド修正

ガイド流れを補正するオートガイダーを買おうと思って貯金(へそくり?)をしています。
目標の?分の一が貯まりました。
しかし冷却CCDはこの先びっくりするほど値段が下がりそうという期待もあり?あわてて購入の必要はないかもしれません。
赤道儀の大きいの(EM−200)を先に買おうと思っています。
 このガイド流れ、オートガイダーからヒントを得て念描写の筆の運びをガイド修正?することができるようになりました。
赤道儀は、赤経、赤緯の二方向へのガイド修正ですが、私の念描写は三方向修正で今までの足らないタッチを補うことができそうです。

今日の画像は柴田礼子さんの発表会用に使う画像だったのですが、元画像がなくなってしまい(削除した?)サルネイム画像が残っていたので拡大して使いました。
柴田礼子さんは愛知万博のオーストリア館でオルフの展示企画があり、5月中はずっと来ていたようです。
7月にまた企画があり来場するそうです。


        5月12日(木)  私の存在価値

 最近ふと思うことがある。今年に入って天体観測の機器をそろえ(まだ最低のものだが)夜空の宝石をデジタルカメラで撮影した画像をながめて、つくづく思うことがある。機材が充分でなく写真もヘタッピなのでまだ良いが、もう少しまともな写真が撮れるようになると、これはもう完全に今の私の絵より美しいものになってしまう。そうすると私は今まで何のために絵を描いてきたのだろうか・・・。実際天体撮影には金がかかる、そのためにはもうちょっとましな絵を描かなければならない。星の画像に負けないように私の絵もレベルアップしなければならない。星を撮りだしての相乗効果が少しは出てきたかもしれません。私は私の存在価値を捨てることはしない。


過去の日記へ