デッサン日記

                3月8日(火)   光と影

昨夜(厳密には今朝まで)前日に続いて実家の庭で天体観測&撮影をしてきた。
雨戸を閉めてもらって暗くした庭に隣の人はバカが座っていると思ったことであろう。
車のガラスには霜が降りていらので氷点下の気温だったはずである。

シャッターを押して待つ間、寒空をしげしげと幾度も眺めた。
星の輝きもあるがやはり闇だ。写真だけ見ればろロマンチックとか思うのだろうが、現実は厳しい自然そのものである闇の部分の。
暖かい平野部で撮っていても寒さが身にしみる。空気のきれいな山の上などではそれはもう厳しい自然の中での撮影になるであろう。
さんさんと光あふれる中で汗をかきながらの山登りが光の部分だとすると、天体撮影は影(闇)の部類であろう。しかし無限の沈黙のなかでの星星との対話は神秘的である。
実りはすくない。釣りでいうと昨夜はボウズに近かった。


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