デッサン日記
3月7日(日) 夢(対人)![]() 2日ほど前に夢を見た。 過去に私が好意を持っていた女性の家に、どこか旅行へ行った帰りに立ち寄ったのだが。 恋敵であった旦那は快く(?)家の中へ入れてくれたけど・・・・。 旦那と話していても、その家に他に誰かがいる物音はするのだが、いっこうに昔の彼女は姿を現さない。 そうとう時間が経っても姿を現さないので、とうとう私は気を利かしてその家をいとまごいしました。 彼女はわざわざ訪ねてきた私に会うことはしなかった。 会いたくない、いや会う必要は無いとしたのだろうか・・・。 その女性は私が私の心の中だけで時々話しをする、ツイニン(対人)とよく似ていたのですが・・・。」 その対人を念描写したら別の女性が現れた。心あたりはある人ですが・・・。 そろそろお迎えがきたのであろうか??? |
2月3日(火) 戦争![]() 今日は精神の抑揚があった日であった。感動しまた涙した日であった。 仕事をしながら聴いた、FM放送のラテンのアルパという楽器の演奏、久しぶりに胸躍った。 MDに録音していたので、何回も繰り返して聴いた。 最近ではチャイコフスキーコンクールで優勝した、上原亜矢子のピアノ演奏もまた素晴らしかった。 夜10時からBS1で放送した、プライム10の「スターリングラード攻防」録画していたものを先ほど見たが、なんという戦争の愚かしさ、またその戦争を始めた人の愚かなこと、戦争に駆り出された人々のなんと無残な、また悲しい命だったことか・・・・。 歴史とは尊い命の積み重ねによるものなのか・・・・。 |
1月20日(火) 雪わらし(童子)![]() 昨日のデッサンがまずかったので、改めて今日は真面目に描きました。 題は雪坊主、ゆきんこ、果ては雪わらしに行き着きました。本当は怖いのだが、愛着のある、可愛いやつとの意味をこめて「雪わらし」にした。 雪をあまり知らないので、可愛いとか、愛着があるとか言えるのだが・・・・。 路加氏から借りていた吉本隆明の『共同幻想論」を読み始めた。 昭和43年初版、46年20版ものの年代物である。 難しいということでしたが、読み出したら、新鮮で興味を引きとても面白い。 今の時代になっても色あせるどころか、時代を予見していたような節もある。 |
1月19日(月) 夜の雪 いい加減に描いた時は、小さく載せます。下のほうにもう一つ何かあると絵になる。 その何かはこれから考えます。 夜、窓の外を覗くのではなく、机に座り「今雪が降っているのであろうか」と想像するのが好きです。 しんしんと降り積もる心の中の雪は悲しい色だろうか。 私の場合なぜか失恋と雪景色の思い出が一致することが多いです。 でももう手の届かない遠い景色です。 この夜降り積もる雪が、翌朝晴れた山では歓喜の風景に変ります。 息と汗と雪、素晴らしい空の青。 |
2004年1月13日(火) うまくいきそうだ。![]() 一ヶ月半ぶりの日記だ。こうなるともう日記とはいえない。 月記に近いが、また書くかもしれないので日記にしておこう。 久しぶりに、凹版デッサンをやってみた。 最近は、油絵も凹版の限界を感じて、凸版による仕上げをしていたのだが・・・・。 忘れた頃に新たな気持ちで挑むと、全く新しい発想で今までに無い技法をゲットすることができた。 うまくいきそうである。 今年は絵を描きまくりますよ。 発表はまだ先ですが。 |
11月30日(日) 秋吉敏子の壁 〜be kind〜![]() 4,5日前に、26才で単身ニューヨークへ渡って、今年で73才になるジャズピアニスト・秋吉敏子のことをNHKのクローズアップ現代でやっていた。 彼女が自分の壁を乗り越え、開眼することができた彼女の苦労話が、私の壁を乗り越えるヒントになるかもしれない。 渡米し人気を博した秋吉であったが、ある時期にくると、評論家からも酷評され、どん底に落ち込んだ時期があったそうです。仕事もこなくなり、ジャズをやめようかとも思ったほどでした。 そんな彼女を立ち直らせるきっかけとなったのが、デューク・エリイトンと出会い、彼から受けた言葉であったという。彼は黒人というマイナス要因を逆に財産として、プラスに変えてきたという。 マイナスと思われることをプラスにしてしまうこと。秋吉の場合はジャズの視点から見れば日本人であることはマイナス要因なのだけれども、開き直って日本人であること、存在価値を考えた時、逆に新しい音楽が生まれたという。 常に考えること、彼女は壁に突き当たって何十年も考え続けたという。 彼女から貰った言葉 「〜be kind〜」 彼女の軌跡を見ていて、何かが見えかかってきた・・・・・・・。 |