デッサン日記

     4月22日(火)   森の息吹き


雨があがり青空が広がった日を待って、奥三河の盟主、三河明神山へ登ってきた。
行きは愛知の山側を車で走り3時間、少し葉も混ざった桜やいろいろな花が太陽の光を歓迎して輝いていた。
岩古谷山の下のトンネルを出てすぐ、一瞬であったが明神山の全容が見えた。
想像以上の迫力である。車を走らせながら全容を撮影できる場所を探したが、とうとうできなかった。
ネット上に印象とかなり近い画像もありましたが、それらを参考にしながらデッサンすることにしました。
あくまでも印象をだいじに・・・・・。
山に登りはじめて、全体の3分の1より上くらいからは下界のもろもろのこと(いやなことも、仕事のことも)を忘れてしまいました。それに反比例して新緑の息吹きがムンムンと迫ってきます。
森って生き物なのだ・・・・。雪山では感じなかった、地球の営みというか、森の息吹きというか、植物が生命体であるということを思い知らされました。
山にはいると霊的なものや神々しいものは以前から感じていましたが、この明神山では木々の新芽や新緑が生き物の波のように私に語りかけてきました。
この語りかけに耳を澄まし、語り返すことができれば・・・・。それこそが私の絵だ・・・・。
新しい発見のあった山であった。感謝します。


   4月10日(木)    路加さん

30年前に山に登る時に買った小さなスケッチブックを持っていそいそと待ち合わせの喫茶店に行きました。

山に登ってスケッチしたものの、まだ余白があり忘れられて30年ほど眠っていたのですが、

やはり相互リンクをしている、シュピールハウスの柴田礼子さんに会うときに持っていってスケッチしました。

それ以来時々思い出したように使うスケッチブックです。

路加さんとは昨日スポーツセンターで待ち合わせをしたのですが、同時刻にいても判らず、話をできませんでした。

今日お会いした路加さんは昨日見ていた人でした。

このデッサンで見るとほぼ私の想像どうりのイメージの人でしたが、
実像ではかなりお若く、なんと共通の知人までいて、かなり近い世界の人でした。

大病をされたようですが顔色もよく、本来自分がすべきこと(絵の世界)に舞い戻り、病も必ずや克服されることと思います。

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