穂高岳(六)


雷鳥の雛を連れたメス。

イワベンケイ

ミヤマオダマキ

シコタンソウ

涸沢岳(3110m)頂上

一瞬ガスが切れ穂高岳山荘が見える。
北穂から涸沢岳までは緊張の連続でしたが、思ったよりあっけなく涸沢岳に着いてしまった。途中南岳からの縦走の人と日帰りの人に先にいってもらった(抜かれた)。この日帰りの人に追いつかれたお陰で、私の大切な腕時計が戻ってきました。
奥壁バンドあたりで落としたらしい、腕時計をこの人は拾ってくれており、場所が場所だけにあきらめかけていたのですが・・・。『腕時計落ちていませんでしたか?』『このセイコーという腕時計ですか・・・』と返事が返ってきた時は、『神様はいるものだ・・・』と感謝しました。

穂高岳山荘には12,3人ほどの宿泊者でした。単独で来ている人はみなツワモノで槍ヶ岳からや南岳からキレットを超えての縦走者、また西穂からの縦走者たち、また翌朝、西穂へ縦走するという人たちでした。やはり混雑期の前に来たかった人達です。
若者の挑戦を見て『私も来年は・・・』と思わなくもないですが、無理は禁物です。

三日目は奥穂、前穂を経て重太郎新道を降りました。

あいにく朝から視界が悪い


西穂へ縦走へ行った若者の『ヤッホー・・・』という声が聞こえる。

西穂への分岐点

奥穂高岳(3190m)頂上、とうとうやった!!

紀美子平ら

一瞬雲が切れるとカメラを構えるのですが・・・

紀美子平らから前穂を見上げるが・・・

前穂高岳(3090m)頂上にて、視界はやはりゼロ