デッサン日記


                      デッサンとクロッキー
                      2016年7月12日


 最近はどうも写真などの画像を見すぎるせいか対象を調子(諧調)で見すぎている傾向があった。

写真は一眼ですが、人間の目で諧調を見て対象を描きあげることをデッサンすると言います。

一つの諧調を置くと全体をその秩序に従って描きこんでいく。

デッサン的に見すぎていたかもしれない。諧調で形を描きあげようとしていたようです。諧調だけで形を表そうとすると写真のような精巧な諧調を持ってこないとできません。諧調にこだわり過ぎていた。
人間は写真機より優れたものを持っています。

クロッキー・・・速描でどんな状態であろうとも生き生きと表現できる。

クロッキーは諧調だけ見るのではない,諧調だけ見ていては形を表現できない。
念描写をするのに諧調にとらわれ過ぎて形を表現できないでいたことにここ2日ばかりで気が付いた・・・。




                         Can not see
                        2016年7月8日 


  人間の目は二眼、絵を描くことは二眼
で見たものを脳で再構成して二次元上に表現する。

念版による描画は二眼で見た場面をつなぎ合わせて一つの画像にするのだが、今までどうしても形がおかしかった。

2×2 ではなく 2×1に近づけないと形がうまくいかないことに気が付いてきた。

二次元上にいかにそこに本物があるように描けるかということだ。

形の堂々めぐりを解決して次に進みたい。






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